【体験談・感想】

 

【ヒプノセラピー体験談】
 
💠ケース１『お腹の赤ちゃんとの胎話』
体験者　Ｓさん　１０代　妊娠９ヶ月

 

(導入部は省略)
赤ちゃんの居るお部屋(子宮)に着きました。

目の前に扉があります。扉は見えますか？

 

　―　はい、白い扉があります。

 

その白い扉を開けて中に入ってみましょう。

お部屋はどんな感じですか？

 

　―　中も真っ白です。

 

お部屋の中に赤ちゃんが居ますよ。　

赤ちゃんが眠っているベッドはありますか？

 

　―　はい、ありました。白いベッドです。

赤ちゃんもいます。

 

赤ちゃんはどんな感じ？　男の子？女の子？

 

　―　ぬくぬくしてる。女の子です。

 

お父さんとお母さんがあなたのお名前を

決めているけど、そのお名前で良いかな？

 

　―　うん、良いよ。

 

検診の時に、どうしてお顔の写真を

撮らせてくれないの？

(いつもそっぽを向いているそうです)

 

　―　恥ずかしいから。

 

お母さんはとても若いけれど、

どうしてこのお母さんを選んで来たの？

 

　―　大事にしてくれそうだから。

なんか見つけた。　面白そう。　

お母さんを助けてあげたいと思ったから。

 

何をするために来たの？　人生の目的は？

 

　―　これから決める。　

のんびり、楽しくやりたい。

 

お母さんのお腹の中はどう？

 

　―　狭いよ。

 

いつ頃産まれて来るの？　
予定日(１月５日)より早い？遅い？

 

　―　早いよ。　お正月前かな。

 

お父さんとお母さん、どう？

 

　―　お母さんに会いたい。　

お父さんは、頼りない感じだけど、

子煩悩そう。

 

お母さんに言いたいことは有る？

 

　―　体調管理をきちんとやってほしい。

ごはんをちゃんと食べて。

身体に良いもの、野菜とかを食べて。

 

《後日談》
赤ちゃんは、お話ししてくれた通り、
お正月前の１２月３０日に無事に

元気な女の子が産まれました。

のんびりやりたいと言っていただけあって、

本当にのんびりした子のようです。
ミルクものんびりマイペースで、

何度も作り直さなくてはいけない…

とお母さんは苦笑いです。

 

💠ケース２　　　
『サブパーソナリティ(副人格)のワーク』
体験者　Ｙさん　３０代　女性
ご相談内容…

・インナーチャイルドのワークをやりたい。

 

(段階的リラクゼーション省略)
自分にとって心地よい場所に行きましょう。　

どこですか？

 

　―　ふとんの中。

 

おふとんから出て、インナーチャイルドに

合える場所に行きましょう。
　
　―　動けない。部屋が歪んでいく。

身体が斜めになってる。　

ふとんから出れたけど、行けない。

 

では、インナーチャイルドに会うことを

止めている存在に出て来てもらいましょう。

　

―　男の子が出て来ました。

おかっぱ頭の５歳くらい。　

女の子にも見えるかな。

 

どうしてインナーチャイルドに会うことを

止めているの？

 

　―　行かなくても良い。知らなくても良い。

 

では、今日はインナーチャイルドに会うのは

やめておきましょう。

それでは、

『人見知りをするサブパーソナリティ』と

お話をしましょう。
(事前に、インナーチャイルドに

会えなかった場合はサブパーソナリティの

ワークに変更すると決めていた)

サブパーソナリティとお話をする場所に

行きましょう。　どこにいますか？
　
　―　わたしの部屋。

 

あなたの部屋にサブパーソナリティが

現れてくれますよ。

　

　―　階段を上がって来ています。　

お母さんが来ました。お母さんに似た感じ。

(この時のサブパーソナリティの服装は、

Ｔシャツにジーンズ)

 

サブパーソナリティをなんて呼びましょうか？

どんな感じですか？

 

　―　みっちゃん。　悲しい顔をしている。

 

みっちゃんに何か言いたいことはありますか？

 

　―　ごめんねって…。

 

それを聞いて、みっちゃんは

なんと言ってますか？

　

　―　わたしもごめんね。

 

Ｙさんが人見知りをしてしまう理由を

教えて下さい、みっちゃん。

　

―　遠慮してしまう。　嫌われるかも…。　

拒絶されるかも…。　

仲間はずれにされるかも…。
人が怖い。　信用してはいけない。　

裏切られる。　自分しか信用できない。　

一人でもいいじゃん。

 

では、みっちゃんが最初に現れたところへ

行ってみましょう。
　
　―　Ｋ君がいる。同い年のお友達。　

Ｋ君の家で、Ｍちゃんと３人で遊んでいます。

 

そこで何がありましたか？

　

　―　置いていかれた。　

２人だけで裏庭に遊びに行った。
　
置いていかれちゃったの？　どんな気持ち？

 

　―　もういいよ。　自分だけ先に帰った。　

悲しい…。　なんでわたしだけ。

 

何歳頃？

 

　―　４歳。

 

じゃあ、Ｋ君もＭちゃんも

Ｙちゃんと遊びたくなかった訳じゃなくて
遊びに夢中になっちゃっただけじゃないかな。
まだ４歳じゃ、人のことを気遣うのは

なかなか難しいよね。

　

　―　そうなのかな？
あっ、Ｋ君とＭちゃんが出てきた。　

２人とも「そうだよ」って。

 

大人のＹさんから、

子供のＹちゃんに声をかけてあげましょう。

　

　―　気にしなくてイイよ、大丈夫。

 

それを聞いて、子供のＹちゃんは

なんて言ってますか？　どんな感じ？

　

　―　「わかった」　安心した感じ。　

 

では、みっちゃんのところへ戻りましょう。　

みっちゃんはどうですか？

　

　―　笑ってる。　ホッとした感じ。
(サブパーソナリティに変化。

おかっぱ頭でワンピースのような

白い服を着ている。
１ｍくらいふわふわ浮いている。

優しい、ほんわかした感じになっている。)

 

これからみっちゃんは、どんな風にあなたを

サポートしてくれるようですか？

　

　―　いつも一緒にいてくれる。安心。

人見知りをしないようにサポートしてくれる。
　
あなたをサポートしてくれるみっちゃんに

なんて言いましょう？
みっちゃんはなんて返事をしてくれましたか？

　

　―　ありがとね。　

みっちゃんは、どういたしまして。

 

では、意識を未来に向けましょう。　
初めて会う人たちがいる未来です。
サブパーソナリティが変化したことで、
あなたはどう変わっていますか？

　

　―　広いところにいます。

初めての人がたくさんいます。
みっちゃんが背中を押してくれています。

イケイケって。
(サブパーソナリティの位置も変化。

見えなくなる真後ろではなく、

少し視界に入る斜め後ろにいる)